木の形がカッコよくなってほしい。
病気にもならず
虫さんにも負けず
ちゃんと成長してほしい。
私たちの手に負えるサイズ感に治まらせつつ
お庭にふさわしい大きさ・形になってほしい。
と思って、剪定します。
・剪定鋏。
・芽切鋏。
・鋸。
・それから脚立(三脚)。
太い枝を切るには鋸が必要だし
木質化する前の細い枝は、芽切鋏でないと綺麗に切れない。
高所の枝を剪定するには三脚を使わなければ届かないし
三脚がなければ、高枝切り鋏を使うしかない。
しかし高枝切り鋏では細かな作業ができない。
切れる枝の太さも、もちろん制限される。
手持ちの道具が十分でなく、制限があると、
綺麗に切れるものも切れなくなる。
せっかくの木が、かっこよくならない。
かっこよくならないけど、
そのまま放って置いたら
葉っぱが茂りすぎて風通しが悪くなって
病害虫の温床になってしまう。
だから切ります。
かっこ悪いけど。
切らないと病気になっちゃうから。
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その時点で持ってる道具で
とりあえず目の前にある問題を剪定して解決する、
そういう段階があるのかなと思った。
剪定してすっきりしたけど、不恰好。
そのときは不恰好かもしれないけど
すっきり問題がなくなったら、それでいい。
問題がなくなったら次に、
必要な道具、効果的な道具を増やして、
また綺麗にかっこよく、剪定したらいい。
神様が上からご覧になったとき、すっきり見えるまで、剪定しよう。